会の理念
地域住民の心に寄り添い、悩みや不安に耳を傾け、住民の方々が心の安らぎを得て、安心した生活を送れるように、自己研鑽を重ね、傾聴活動を行い、社会福祉の増進に寄与することを目的とします。
活動内容
◆傾聴ボランティアの養成・派遣
◆各種講座開催
◆出前講座・講師派遣
◆会報発行(年3回程度)
代表のあいさつ
認定NPO法人仙台傾聴の会は、2013年10月23日設立いたしました。
年間2万人を超える自殺者の中で、何年も誰とも話しをしないで亡くなっていく人がいるという現状に大変心を痛めております。その中の一人でも、誰かと話すことによって、死を思い留まることができるのではないかと思います。
人は、語ることによって、心が軽くなる、心が浄化されるといいます。また、誰か他の人に話しを聴いてもらうことによって、悩みの半分は解決されるも同然ともいわれます。それほど、誰か話す相手がいるということは、大事なことです。相手の嘆きや悩みを「キチンと聴く」ことによって、相手の心の不安を軽減し、かつ、その人なりの判断や納得を促すという意味で、社会的にもとても重要なことだと思います。場合によっては言葉を介してのコミュニケーションだけでなく、とにかく、その人と共にいること自体が、その方の心の安らぎや支援になることもあります。私どもは、こうしたケースも含めて傾聴活動であると考えています。
現在、さまざまな理由から「話したくても、話せない(話す機会がない)」人々が増えています。特に、急速に進展する高齢化社会の中で、話す機会のない高齢者が増えており、高齢者の心のケア問題がクローズアップされています。
こうした社会情勢の中、認定NPO法人仙台傾聴の会は『地域社会との連携をはかり、地域住民の方々の心に寄り添い、悩みや不安に耳を傾け、住民の方々が心の安らぎを得て、安心した生活を送れるように、自己研讃を重ね、傾聴活動を行い、社会福祉の増進に寄与すること』を目的に設立いたしました。
アドバイザー
渡部 純夫(東北福祉大学大学院教授)
水田 恵三(尚絅学院大学教授)
鹿股 英生(元みやぎ教育相談員)
高橋 玄(泉こころのクリニック)
平泉 拓(宮城大学准教授)