『あなたの心に寄りそう傾聴の力 ~東日本大震災から13年~』を発行しました

東日本大震災から13年が過ぎました。本書は、当会が震災発生直後(2011年3月下旬)から始めた宮城県仙台市、名取市、岩沼市の各避難所での「傾聴活動」、その後に実施した仮設住宅での「お茶会」「ランチ会」「季節ごとのイベント」「男性中心のお茶会」などの被災者支援、被災者との信頼関係の構築の記録です。
「傾聴」とは何か? その具体的方法とは? 被災から13年にわたり、被災者との信頼関係を築き上げるまでの記録と、積み上げたノウハウをまとめました。

■目次
第一章「仙台傾聴の会」の理念と活動の紹介
1.「仙台傾聴の会」の理念  2.傾聴の基本と具体的方法  3.仙台傾聴の会の事業と人材育成4.傾聴活動の様子紹介  5.傾聴活動のポイント
第二章 東日本大震災・コロナ禍を経験して ~仙台傾聴の会・参加者の声
1.活動で聴いた参加者の声  2.被災者として傾聴13年の記録  3.活動の中での気づきと傾聴の効用  4.電話相談のエピソード
第三章 傾聴の役割、今後の課題 
1.傾聴が果たす役割  2.「傾聴」とは  3.傾聴活動の今後と課題  4.傾聴を体験しての感想と課題  5.傾聴を依頼するには(場所、連絡方法など) 6.傾聴の会の活動に参加するには