当会のアドバイザーの先生にお願いして年2回、公開講座を開催しています。
毎回、一般の方も含め多くの参加者が集い、熱心に受講されています。
公開講座に参加された一般の方から正会員に登録される方もありますし、また、賛助会員としてご支援を賜るなど、ありがたい機会でもあります当会のアドバイザーの先生にお願いして年2回、公開講座を開催しています。
毎回、一般の方も含め多くの参加者が集い、熱心に受講されています。
公開講座に参加された一般の方から正会員に登録される方もありますし、また、賛助会員としてご支援を賜るなど、ありがたい機会でもあります
2016/8/27 『生き方を物語から考える』 東北福祉大学教授 渡部純夫氏 |
最初にタイムリーなリオのオリンピック話しでした。競技の一つ一つが物語であり、その中に人を感動させる要素が沢山ありました。 そのほかに、みなさんがよく知る昔話や映画の話がありました。「桃太郎」の物語では鬼退治に行くために親の手助けが必要であったり、後押しをする援助者(犬、猿、雉)も必要でした。一人では戦うことが出来ないのですね。また、映画「千と千尋の神かくし」については、少女から大人になる物語であり、その過程で真実を見抜く力を備えていくという深い内容でした。 傾聴の場面では、相手の言った簡単な言葉「ひと言」に重い意味を含んでいる場合があるということです。それは言った人の生き方、今に至るまでの諸々が凝縮されている言葉ともいえるそうです。 東日本大震災以降、時計が止まったままの人もいます。特に被災された方々の時計を少しずつでも動かしていくことを改めて考えたい。傾聴することの重要性を学んだ講座でした |
2016/6/5 『回想法』について 慶生会老年医学研究所所長 宮本典子氏 |
長年高齢者と関わってこられた専門家で、やさしい語りで回想法についてじっくりお話いただきました。 「震災など災害があったとき、若い世代の人よりたくさんの経験と知恵で困難を乗り越えてきた高齢者の方々のほうが元気であった」この言葉が大変印象に残っています。 次世代への伝承、自身の死への準備などのため、これまで培ってきた自分自身の宝に眼を向けていかなければと話しもされました。 今回の講演は聴講した世代により感想は違うかも知れませんが、会員同士の会話のあり方もまた大切と改めて感じました。 |